2016105免疫

今、10月末に行われる、治療家を対象とした講演会
≪第一回免疫医学研究会西日本支部会≫の開催準備をしています。

どうしてこの講演会を関西でやろうと思ったのか、
今日はその想いをここで告白します。

少し長くなりますが、おつきあいください。

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あなたが健康に関わる仕事をされている方なら、
患者さんとどれくらいの期間
おつきあいしたいと思っておられますか?

私は、ご縁が続くなら、その方の人生に寄り添って、
天命を全うするまで自由に元気に自分らしく過ごせるために、
一生サポートしたいと思っています。
おつきあいをしていくなかで
もし、その方が、
またはその方の大切な人が
「がん」と診断されたとしたら
あなたはどうしますか?
・話をきいてあげる
・他の治療院を紹介する
・おススメの治療法や体質改善を教えてあげる
・施術を断る、引き受ける・・・
反応は人によって様々だと思います。
自分や家族、親戚、友人が
実際に診断された経験がある方も中にはいらっしゃいますよね。
関係が近ければ近いほど、
いやおうなく巻き込まれていくわけですが、
今は、2人に1人ががんになる
なんていわれている時代です。
たくさんの人と接して、
身体にかかわる仕事をしている以上、かかわる方から
「がん」の話を打ち明けられる機会はこれから先もあるかもしれません。
今日の私の話は、そんなときに、
あなたができることを増やす手立てとなるお話です。

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私は、2年半くらい前から、
東京で免疫医学を学ぶための勉強会に参加しています。

20161005新幹線
 

血液のことや検査データの読み方をはじめ、
免疫医学のこと、がんや自己免疫疾患のこと
西洋医学や統合医療、また、こころのあり方なども学んでいます。

もとは、
私自身が初期の、子宮頸がんを経験したり、
その後もすい臓や胆道などの消化器系のがんをスクリーニングする
腫瘍マーカーが上昇していたので、
自分の不安をなくすためにと、学びのために
参加しはじめた勉強会でした。

学んでいく中で、「免疫」に対して
これまで漠然としていた認識が、
ちゃんと目でみて確かめたり、判断したりできるんだ、
自分の指導や施術が
検査結果としてデータで変化を確認することもできるんだ!
という実感をもてたことは、
治療家としてものすごく大きな自信と力をくれました。

そうして参加していくうちに
少しずつ、がんと診断され、闘病されている方とのご縁がつながって、
今では、がんの患者さんのマッサージや相談、フォローなども
するようになっています。

そんなこの2年半ほどの活動のなかで、
私が強く感じるようになったのは、
関東だけじゃなくて、
関西でもこの検査や治療を受けられる環境を作る必要性です。

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活動において提携しているクリニックがあります。
(どんな検査・治療をされているクリニックかはこちらでどうぞ)

今までに私がこのクリニックへ紹介してきた方々は自力歩行可能で、
まだ活動も食事も、仕事もできている方々でした。

お話させていただいた方の中には、
すでにがんの病期が進んでいて、
食事もとれず
新幹線や飛行機での移動が難しい、
という方もいらっしゃいました。

説明をしただけで、なんのお役にも立てずに
ものすごく悔しい、残念な想いもしたこともあります。

抗がん剤の副作用に負けないように、
このリンパ球療法と併用して、治療を続けられている方で、
だんだん抗がん剤も効かなくなって
体力もおちて弱っていかれる方に対して
無力さも感じたりもしました。

私もまだまだ試行錯誤の中で活動しています
でも、他の疾患でもそうだと思いますが、
患者さんは不安なんですよね。

家族にも見せられない不安や恐怖や戸惑いをお持ちなんです。

押し寄せる不安と戦いながら、なにかできることはないか?
と探しておられる。

それを専門的な知識を持った先生が近くにいて、
聴いてあげるだけでもどれほど支えになるか、
結局自分が闘わないといけないことだけど、
ひとりでも協力してくれる人が多いほうが
こころ強いんじゃないか、って思うんですよね。

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活動を始めて、医者でない立場の私が、 強く感じるのは、
助けるのがむずかしい、いわゆる末期の方に全力をつくすのでは、遅いってことです。

お金もかかるし、状態も厳しいし、時間との戦いです。
気力、体力も、精神面もきつい。
本人も、家族も、フォローする側も
もしがんになっていたとしても、
まだ充分に時間がある段階で、出会えていたら選択肢が増えます。

さらに、
それならもっと予防、未病、の段階で、自分の状態を知って、
未来を予測できるなら、
今、この時点から変えよう、って気づけば変えていけるんですよね。

自分の「今」を知ればいいだけなんですから。

もっと早い段階で対処することができれば
まったく違う展望が開ける方も出てくるでしょうし、
「予防」の観点から生活やもろもろを見直して
舵を切りなおす人も出てくるでしょう。

手術だって抗がん剤だって放射線だって
必要な時に適切に行えば効果だって最大限に引き出せます。

そのためには、
がんや治療法に対する知識があって、

血液見るだけで自分の身体の中の情報がけっこうわかって、

その方の身近に血液画像やデータを読み解いて、
その人の身体の中のことを説明してあげられる先生がいてくれる、

ってすごく心強いと思いません?
もし、今の状態が良くなかったとしても、
こうしていったらいいんだよ、って、
ちゃんとデータをもとに説明してくれる先生って
すごく頼りになるし、信頼関係も深まるし、相談もしやすい。

そのためには こんな検査で身体の状態がより詳しくわかるんだよ、
がんには、
こんな選択肢があるんだよって
今のからだがこんな状態だから、
生活は、食事は、ストレスには、
こんな風にしていったらいいんだよって、
知識や情報を提供してくれる人が増えていってほしい。

これって、今、実際に私たちがしている仕事に似ていません?

そこにより専門的な知識がプラスされて、
具体的なデータをもとに話せて、
必要な時にクリニックとも連携できる、
って、私たちにも患者さんにも
プラスになると思いませんか?

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私はがんや免疫に関する知識や情報、
この検査や治療法を関西でも広めていって、
関東のごく一部だけじゃなく、
この関西でも、
行こうと思えばすぐにいける距離感で、
受けようと思えば、足を少し伸ばせばすぐいける距離で、
できる環境を整えたいと思っています。

だいたい、関西圏の方にお話すると、「東京か…」
と距離と時間が問題に上がってきます。

また、本人が乗り気でも、
一人で移動が心配な場合、
ご家族との時間を合わすのもなかなか難しい。
これが大阪をはじめとする関西圏内であれば、
調子が悪くて動けなくても、
ご家族が車に乗せて1時間で移動とかも可能になってきますし、
近くにあれば、それだけで心理的な距離感も近くなると思います。

いろーんな治療法、たくさんの選択肢がある中で
このクリニックの治療法を選択すれば、
必ずがんが治るとは言いません。

紹介するタイミングもありますし、
他の治療法(抗がん剤や放射線、オペ、感染症、合併症、持病)との関わりもあります。

もともと持っておられる体質や免疫力、身体の状態も
大きくかかわるので、
人によって成果の表れ方に差が出る治療法でもあります。

実費治療のため、金銭面での問題も大きく立ちはだかります。

でも、その方の選択肢がひとつ増えます。
また、血液検査を受けて、自分の身体の状態を知っておくことで、
まだがんと診断されていない、未病のかたの
健康スクリーニングや、予防、生活習慣の見直し、
にも予知予防という観点からも

病気がないか探すような従来の人間ドックと合わせても、
【血液ドック】 という観点からとても心強い味方になります。

今は、関西には、
この検査や療法に理解があって、
積極的に協力されているクリニックはないんですよね。

なので、
東京や名古屋に行かれるんですが、
こっちでも需要と供給のバランスがとれるなら
環境を整えることができるはずです。

そのためには、足を運ぶ前から充分に教育できる先生、
もしもがんになったときにフォローして、クリニックと連携できる先生が必要です。

検査や療法についてだけでなく、
予防に関しても、もっと認知度を高めて広めていきたい。

私はこの血液検査や、この療法が
関西でも受けることができて、
クリニックと紹介元の治療院の先生と、患者さんが
みんなでその方の病気を改善するために協力できれば
こんな心強いことはないと思っています。

そこまで含めて協力し合えるクリニックなので、、
そんなご縁をつないでいきたい。
今はまだ、私や一緒に関西から参加してきた数少ない仲間だけで、こちらで広めていこうにも
それぞれ個々に活動するだけではなかなか必要としている方に情報が届かない。

必要な方々に質の良い情報を届けるために、
同じように紹介、説明、フォローできる先生が増えてくれたら
輪が広がっていって、
がんそのものにまつわる不安や痛みや死への恐れなども変えていける、
命に関わるようになる前にできることがある、
ということを広めていきたい。

寿命を、迎えるそのときまで
元気にやりたいことができる、自分らしい生き方ができるんじゃないか、
と思っています。

世間に蔓延している、玉石混合な
詐欺まがいのサプリメントや治療法、
に惑わされず、

自分のからだと素直に向き合って、
その方に本当に必要な有益な情報に出会うために、
あなた自身や、あなたの大切な人を守るために
一緒に関西でこの学びを深めて、
活動していきませんか?

意欲のある治療家の方々がいらっしゃるなら、
ドクターを招いて、勉強会を定期的に開いていくことも可能になりますし、
講演会を開いて、一般の方々に広く知っていただく機会を作ることもできます。

また、関西でも検査や、
点滴治療をするための理解ある協力クリニックを作ることもできるでしょうし、
需要が増えれば、定期的に出張クリニックを行ったり、
関西に田町の分院を出すこともできるようになるかもしれない。
技術者を育成して、ラボごと関西に作ることも可能になるかもしれません。

また、この治療が広く浸透して、積み重ねていけば、
保険適用の道だって開けるかもしれません。

なにより、
こうすれば免疫力を高めて、
病気にまけない、ならない、がんにまけない、ならない身体を作る、
という教育ができていくんじゃないかと思っています。

そんな夢を実現させるための第一歩として
今回の講演会を企画しました。

このブログを読まれて協力するよ、と思ってくださる方は
ぜひこの記事をシェアしてください。
あなたのその協力で必要な方につながるためのご縁が生まれます。

そして少しでも興味・関心を寄せてくださるなら、
ぜひ足を運んで講演会に参加してみてください。

あなたの力を貸していただければ、
これほど心強いことはありません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この研究会の情報を発信しているfacebookページはこちら
今回の講演会の申し込みフォームを載せておきます。
*今回は参加資格が治療家・医療従事者ですが、
H29年1月末には一般の方にもご参加いただける企画をしています。
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【第一回免疫医学研究会 西日本支部会】
*申し込みフォーム*
http://www.golazo.co.jp/mail/acc.cgi?id=14743525172486&da=0
・開催日 H28年10月30日(日)

・受付開始 13時?

・セミナー13時30分?17時
・会場  新大阪 丸ビル「別館」
・セミナー参加費 5000円 

・懇親会(希望者のみ)も予定しています。
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