首の痛み他

<こんな方は読み進めてください。>

●車やバイク、自転車の運転で、後ろを見るのがつらい。
●上を向けない。
●首が痛くて回せない。
●首を動かすといつも引っ張られる感じがある。
●しょっちゅう首をパキパキ鳴らしたくなる。
●いつも首が凝っている。気になる。
●枕を変えても寝にくい。
●寝違えたわけではないけれど、いつも首が痛い。

など

・・・・・・

首の調子が悪いと、頭痛が出たり、
目が疲れやすかったり、腕がだるくなったり、
他の部位の状態もおかしくなったりして、
なかなか調子が乗らないですよね。

私も、ムリを重ねると首のコリや痛みが出てくるので、
自分の体調管理ののバロメーターのひとつにしています。

姿勢や日々の身体の使い方で、
首のコリが日常的になっている方も多いですが、
そんな方にいつもお話することがあります。

「凝っているのは首だけじゃないんです。」
 

首コリ

ん?どういうこと?

首がなんかおかしいし、首が痛いし、首が回らないし、
押してもらうと気持ちいいし…。

みなさん、首が首が…っておっしゃるんですが、
身体は全身でバランスを取っています。

特に、首は、上に頭を乗せていて、
頭には脳もあるわけです。

五感を司る、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚のうち
4つも集中して感覚器が存在しているところでもあります。
 

感覚器

特にその中でも、「視覚」は、両目が同じ高さであることが自然な状態です。
からだに歪みや不均衡があると、両目を平行にするために
脚や背骨の不均衡を補正すべく
首がうまいことバランスを取ってくれて
日常生活で不自由のないようにしてくれています。

また首は、肋骨がないので、自由に動けるため
前後に曲げるのも、上下を向くのも、後ろを振り返ることも
自由にできる部位です。

その自由度が高いがために
いつも身体の最終調整役として
がんばってくれているところ。
 

バランス

そのため、長期間、知らず知らずに負担を強いることになって
重たい頭を支えたり、バランスを取る役として活躍してくれています。

そして、バランスをとるためにがんばっているのは
何も首だけではありません。

背骨や腰、お尻、脚の筋肉や関節も
けなげにいつもあなたの身体のバランスを取ってくれています。

そうしてバランスを取りながら、一定のところばかりにムリが重なっていくと
その部分の筋肉や関節も固くなり、
本来の弾力や関節の動きが減少してしまう、ということになります。

各部位が適度な弾力や動きを失っている場合、
ひずみがより強く現れるのが首というわけです。
 

首コリに対するアプローチ

当院では首の不調、首コリに対して以下のようなアプローチをしています。

①首の強い緊張を引き起こしている「身体のクセ」を見つける。

毎日の生活の中で、あなたが知らない間に行っているクセ。
あなた自身の身体に書いてあるクセを読み解き、
今の状態に気づいていただけるように、お伝えします。

②筋肉や関節の緊張をゆるめて、
身体全体のバランスを取り戻す。

がんばってくれていた筋肉や関節たちをゆるめて、
あなたが本来持っている、しなやかな身体を取り戻していきましょう。

手から伝わる心地よい刺激に、途中から眠ってしまわれる方も多いです。

③身体が楽な姿勢とはどういうものか、
を身体で体感してもらう。

いつもあなたが取っている姿勢や身体の使い方が、
毎日の生活の中であなたを作っていきます。
あなた自身が身体にとって楽な、負担の少ない姿勢や過ごし方ができるように
施術前と後でからだの変化を感じることが大切です。

その変化を繰り返し体感していくことで、
身体が覚えてしまっている「クセ」をリセットして
自分の身体が本当に楽だと感じられる感覚を
身につけるお手伝いをしていきます。
 

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